BUFFALO TeraStation TS5410DN0404 RAID10障害 データ復旧事例【宮崎市】

BUFFALO製NAS「TeraStation TS5410DN0404」にて、 RAID10構成のデグレードモード障害が発生し、 データ復旧を実施しました。
今回は、 HDD1台故障後も使用を継続した結果、 2台目にも障害が発生した事例です。

修理概要
  • 製品:TS5410DN0404
  • 症状:NASを認識しない
  • 原因:HDDの破損及びRAID崩壊
  • 対応:HDD交換及びRAID構築・データ退避
  • 地域:宮崎市
製品情報

10GbE標準搭載 法人向けNAS 4ドライブ TeraStation
TS5410DNシリーズ TS5410DN0404
メーカーurl: https://www.buffalo.jp/product/detail/ts5410dn0404.html

・HDD 搭載ドライブ数:4
・対応RAID 6/5/10/1/0(出荷時 RAID6)
・LAN端子(10GBASE-T) 背面×1、LAN端子(1000BASE-T) 背面×2
・USB端子 USB 3.2(Gen 1)端子 背面×2

製品構造

 

症状 
・NASがデグレードモードで動作していたが、データを読み出せない状態。

 

原因:現状確認

RAID構成の確認。
・レイド構成は、RAID10(1+0)「ミラーリング+ストライピングだった。

◎ペアリング
・HDD①とHDD③ が RAID1(ミラーリング)
・HDD②とHDD④ が RAID1(ミラーリング)

・(HDD①とHDD③)と(HDD②とHDD④)が RAID0(ストライピング)

・今回の場合、1台のHDDの容量が、1TBである。
・総容量として、2TBの容量を使用できる。

 
対応

◎デグレードモード
RAIDアレイ内のディスクの一部が故障し、システムが完全には機能していない状態。
・HDD①が論理障害。※RAIDから外れる
・HDD③が物理障害。※不良セクターを複数確認。

今回は、HDD③とHDD②にて、データを取出しを行う。

注意点

RAID10は、HDDが1台(または条件によっては2台)故障しても、デグレードモードで動作を継続し、データを保護できる構成です。
今回は、1台目のHDDが故障した状態で使用を継続し、その後2台目のHDDにも障害が発生したケースになります。
1台目の故障時点で、NAS本体の入替やデータ移行を実施していれば、データ復旧作業が不要だった可能性があります。
RAID障害が発生すると、復旧完了までに長時間を要する場合があります。また、障害発生中はデータの読み出しができなくなることもあります。
企業利用の場合、業務停止につながる可能性があり、復旧費用も新しいNASを購入するより高額になるケースがあります。

データ復旧結果

全容量1.4TB ※ファイル容量が、1.5MB以下のファイルが多く、作業時間が36時間+α