ネットワークドライブ(NAS)上のエクセルのマクロが実行できない
ネットワークドライブ(NAS)などに、マクロ付エクセルファイル(xlsmファイル)を置き共有して使用する場合があります。
その時に、マクロが実行できるPC(パソコン)とマクロを実行できないPCがある。(OS:Win10、Win11)
※マクロが実行できるPC(左側)、マクロを実行できないPC(右側)
警告の内容は、「セキュティリスク このファイルのソースが信頼できないため、Microsoft によりマクロの実行がブロックされました。」を表示される。
まず、マクロの実行をできる環境(PC)か確認します。
マクロ付エクセルファイルをPCのディスクトップに貼り付けて、エクセルを開いた時に、
※警告表示ができない場合(左側)、と警告表示がでる場合(右側)
警告表示がでる場合は、マクロの実行を有効にされていません。
マクロの実行が無効の場合は、マクロを有効にします。
【ファイル】を選択→【オプション】を選択→①「トラストセンター」を選択→
②「トラストセンターの設定」を選択→③「マクロの設定」を選択→
※マクロの設定を確認してください。
一時的に(仮でも)、④すべてのマクロを有効にする (推奨されない、潜在的に危険なコードを実行できる)
を選択します。
PCのディスクトップ上で、マクロ(エクセルファイル)が実行できます。
※もしマクロができない場合は、別の問題が発生していると思います。
次に、ネットワークドライブ(NAS)を信用できるサイトに登録します。
※「インターネット オプション」を読み出します。
①「スタート」→②「ファイル名を指定して実行」→③「名前」の欄に、「control inetcpl.cpl」を入力後、
④「OK」を選択
インターネット オプション
⑤「セキュティ」を選択→⑥「信頼済みサイト」を選択→⑦「サイト」を選択→
⑧「このゾーンのサイトにはすべてサーバーの種類(https)を必要とする」のチェックを外す→
⑨「このWebサイトをゾーンに追加する」の欄に、NASのIPアドレスを入力→
⑩「追加」を選択→「閉じる」を選択→「適用」を選択。
これで、ネットワークドライブ(NAS)上のエクセルのマクロが実行できると思います。
※もしマクロができない場合は、別の問題が発生していると思います。
※「インターネット オプション」にて。NAS(IPアドレス)を信頼済みサイトに登録する必要があります。
※パソコン・社内LANの設定により、状況がかわります。