ノートパソコンに水こぼした(修理)
最近、ノートパソコンの修理依頼で「キーボードに水やコーヒー、お茶をこぼしてしまった」
というケースが増えています。 ※外見上はきれいに見えても、内部にダメージがある場合があります。
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◎こぼした場合は、
・絶対に電源を投入しないでください。
※1週間以上は乾かす必要があります。
◎液体をこぼしたパソコンは、
・最初のうちは使えますが、後日トラブルが発生しやすい。
<トラブルの一例>
◎ノートパソコンに水をこぼした後、2〜3日間乾燥させてから電源を投入しましたが、起動しないというトラブル。
パソコンを分解して確認すると


・キーボードの裏面に、水が残っています。※隙間に水が入ると乾燥し難い。
・メイン基板に、複数の緑青(ろくしょ) 吹く状態でした。



①cpu 固定金具の(裏面)
②マイク付近(ヘッドホン・マイクの端子先込み部分(裏面)
③SSD付近(SATA接続端子の付近)
ノートパソコンに液体をこぼした場合、外装を拭き取っても内部に水分が残留している可能性があります。
放置すると、電子部品の腐食やショートによる故障を招く恐れがあります。
今回の修理においても、乾燥したと判断して電源を入れたところ、SSD(データ保存用部品)まで故障しており、データの読み出しが不可能な状態でした。
※結果的には、データの取り出し・ノートパソコンの修理ができませんでした。
ノートパソコンに液体をこぼした場合、電源を入れずに当ショップにご持参ください。
パソコンの修理できなくても、SSDなどからデータを取り出せる可能性があります。